宅建

宅建取得のメリット・デメリットとは? 会社員・主婦・公務員などパターン別に解説!

宅建取得のメリット・デメリットとは? 会社員・主婦・公務員などパターン別に解説!

今回は宅建を取得することのメリットまたデメリット、そして会社員・主婦・公務員タイプ別のメリットも紹介していきます。

結論から言うと、宅建はコスパ最強の国家資格です。

“お悩み君”
“お悩み君”
宅建を受験しようか迷っているんですけど、メリットとデメリットを比較してみてメリットが大きいようなら受験してみようかなと思っている。
この記事で分かること
  1. 宅建の取得メリット・デメリット
  2. 公務員、主婦などのパターン別メリット
  3. 宅建の自己投資としてのコスパ
“けんた”
“けんた”
ちなみにこの記事を書いている私は、実際に3年間不動産会社で勤務をしており、宅建には3ヶ月に満たない期間で合格しています。

宅建に合格する5つのメリット

宅建を取得するメリットは大きく次の5つです。

  1. 独占業務ができるようになるから不動産業界では価値が上がる
  2. 不動産未経験者でも就職に有利になる
  3. 毎月の資格手当がもらえるから給料がUPする
  4. 宅建を持っていれば独立することができる
  5. 不動産を持っていれば家を借りるときにも助かる

これらを詳しく説明していきます。

宅建メリット1:独占業務ができるようになるから不動産業界で市場価値が上がる

宅建士になると具体的には次の3つの独占業務ができるようになります。

  1. 重要事項の説明
  2. 重要事項説明書への記名押印
  3. 契約書の記名押印

この3つの業務は宅建士にしかできないので、必然的に宅建を持っていれば不動産業界では市場価値が上げることができます。

宅建メリット2:不動産未経験者でも就職に有利になる

就活中の大学生やこれから不動産会社に転職を考えている人も宅建を持っていると就職が有利になります。

なぜなら宅建を持っている人とそうでない人だと、その時点で評価が全く異なるからです。

メリットの1で説明しましたが、宅建士には独占業務があります。

採用者側になって考えれば分かりますが、せっかく人を雇うなら独占業務をできる宅建士を選びたいと思いますよね。

宅建メリット3:毎月の資格手当がもらえるから給料がUPする

宅建を持っていると資格手当を毎月もらえることができます。

企業によって金額も変わりますが、資格手当は大体、毎月5千円〜3万円が多いです。

3万円もらえるとすると、年間で36万円年収が変わることになります。

仮に40年間不動産業界に勤務したとすれば生涯の差額は1440万円になりますね。

3ヶ月ほど頑張って宅建に合格すればこれだけの差が出てくるので、不動産で勤務する人は宅建を取得するとメリットが絶大にあります。

宅建メリット4:宅建を持っていれば独立することができる

不動産会社を起業する場合には、宅建士の設置義務があり5人に1人宅建士を常駐させなければいけません。

つまり、自分が宅建を持っていれば供託金さえ用意してしまえば不動産会社をすぐにでも起業することができます。

もちろん起業したからといって成功が保証されている訳ではありませんが、独立願望のある方は持っているだけで企業を起こせるので、うってつけの資格であるということも大きなメリットです。

宅建メリット5:宅建を持っていれば自分が家を借りるときにも有利

家を借りたり、買ったりする時に何も知らないと不動産の営業マンの言いなりになってしまいます。

ただ、宅建を持っていることで不動産の知識を身につけることができるので、相手も迂闊なことをできなくなります。

そして、不動産に関する知識だけでなく、付随する税金の知識も身につくので、身近な生活にも非常に役立てることが出来るのも宅建を取得することのメリットです。

宅建を取得のデメリットはあるのか?

上記で宅建のメリットの部分を説明してきましたが、いくつかデメリットも紹介しておきます。

正直ほとんどデメリットはないのですが、挙げるとすれば次の2つになります。

  1. 合格するための勉強時間は約300時間
  2. 教材費用や受験費用に費用がかかる

宅建デメリット:合格するための勉強時間は約300時間

当たり前ですが、宅建に合格するには勉強が必要になります。(4択問題なので奇跡的に勉強なしで合格する人もごく稀にはいます。)

目安は大体、300時間ほどです。

その時間をしっかり確保する必要があるので、時間のない会社員の方にはデメリットに感じるかもしれません。

宅建デメリット:教材費用や受験費用に費用がかかる

宅建に合格するには教材費や受験費用などが掛かります。

以下、宅建士になるまでにかかる費用の概算金額です。

  • 受験費用:8200円
  • 登録手数料:37,000円
  • 宅建士証交付申請手数料:4,500円
  • 学習費:5000円〜200000円(通学形式の予備校は高い傾向)

宅建士になるまでに必ず必要になるのが49,700円で、あとはプラスで学習教材の費用となります。

おそらく合計で10万円〜20万円ほど費用が掛かるのではないでしょうか。

これも人によってはデメリットと捉えるかもしれませんね。

パターン別宅建合格のメリット

統計を見てみると次のような人が宅建試験を受けている人が多いです。

  • 一般企業勤務の人
  • 公務員
  • 主婦
  • 学生

宅建取得者のパターン別のメリットを見ていきましょう。

会社員が宅建に合格するメリット

どの業界で働いているかにもよりますが、例えば不動産会社や銀行、建築・建設・土木系の会社などは建物、土地を扱う会社なので宅建の資格を持っているだけで手当が付きます。

これだけでも大きなメリットですが、それらの業界は宅建取得者を欲しがるので就職、転職にも有利です。

宅建の資格を持っているということは、不取得者より不動産や法律等にも詳しいということになるので、現場仕事が苦手な人は内勤の部署に配属されたり、労働環境を変えることもできます。

女性や主婦が宅建に合格するメリット

女性や主婦の場合、一番のメリットは再就職ではないでしょうか。

宅建は士業であり、ある程度の難易度で認知されているので一種のステータスとして見られることも少なくないです。

知識はもちろんつくので不動産業界に就職するもよし、他の業種でも採用が優遇される傾向にあると思います。

実際、不動産に就職するつもりはないけど暇だから空いた時間に勉強して取得したら、全く違う業種の面接で褒められて採用されたという話も聞きます。

公務員が宅建に合格するメリット

公務員の場合、行政や税務関連の部署で従事していたら資格が役に立ちます。

都市開発するための用地買収、公共事業、あとは固定資産税などあらゆるところで宅建業法等の宅建の知識が必要になってきます。

スキルアップも図れますし、なによりお客様、上司、同僚からの信用度・信頼度が上がり、発言に力を持たせることができます。

銀行員が宅建に合格するメリット

銀行員の場合、取引の際に信頼されやすくなったり、手当が付くとこだと給与が上がります。

そして人事考課での評価にも繋がります。

他にも、銀行員も副業が解禁されたので、休日に資格を活かして収入をアップしたり、スキルアップのための転職や独立にも大いに役立ちます。

宅建はメリットがかなり大きいのでコスパの良い自己投資になります。

国家資格には他にも難易度の高い試験がたくさんありますが、宅建はそれらに比べて比較的に取得しやすく、それに比べて合格後のメリットが大きいのが魅力です。

そして、宅建はある程度の認知度があり、一般的には難しい資格として知られているので、取得していると不動産関係でなくても活きてきます。

宅建に合格するための具体的な勉強方法は以下にまとめています。実際に私が3ヶ月に満たない期間で宅建に合格できた勉強方法になるのでぜひ参考にしてみてください。

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