今回は不動産以外で宅建を活かせる業界について解説していきます。
- 不動産以外での宅建の使い道
- 宅建取得者に不動産以外のおすすめの業界
- 宅建資格の役立つこと・出来ること
不動産以外で宅建が使える仕事や業界は?
宅地建物取引士資格の最大のメリットは、不動産業界における重要説明事項という独占業務があることですが、実は不動産業界以外の様々な業種でその資格を活かすことができます。
具体的には以下のような業界や場面です。
①銀行
②投資・金融
③司法書士とのダブルライセンス』
④不動産賃貸管理会社
これらをそれぞれ深堀して解説していきます。
①銀行
不動産は一般的にローンを組みますので、融資をする側である銀行業では大変に役立ちます。
実際、バンカーの多くは宅建試験を受験することで知られています。
②投資・金融
不動産取引の場合に、地価が安いときに買って高くなったら売るキャピタルゲイン、あるいは純粋に部屋を賃貸するなどして収益を得るインカムゲイン、そして不動産投資関連の会社などでも非常に役に立ちます。
ファイナンシャルプランナー業務には宅建資格と重複する分野があるため、不動産専門のFPとして仕事をしている方もいるなど、宅建資格は金融全般の業界で非常に役立ちます。
③司法書士とのダブルライセンス
不動産登記の際には、司法書士事務所を通す必要があるため司法書士の資格と合わせると非常に強力な資格となります。
家賃保証会社でも役立ちます。
④不動産賃貸管理会社
不動産賃貸管理会社などでは、賃貸不動産経営管理士資格と合わせて宅建資格は必須。
宅建は不動産関連会社全般で重宝されるので、管理会社でも役に立ちます。
不動産以外で宅建取得者におすすめの業界NO1はここ!
宅地建物取引士資格は業界内では弁護士資格より裾野が広い資格ですが、不動産業以外で一番役に立つとすれば銀行でしょう。
不動産売買の場合、買主がサラリーマンであれば一般的にはローンを組むことになります。
ローンを組む際には当然、銀行の与信判断が必要になり、銀行業でも宅建資格は非常に役立ちます。
一括で家を買うということは少なく、多く人が銀行から融資を受けるため、融資の際に銀行の担当者が宅建資格を持っていると宅建業者との間で非常にやり取りがスムーズにいきます。
宅建を持っていること役立つこと・できること
まずもって、宅建取得者は宅建を持ってない人に比べ圧倒的に就職に有利です。
不動産会社には従業員数に対して宅建取得者を何人在中させておかないといけないなどの制限があり、とても重宝されます。
その他にも宅建を持ってない人に比べ、不動産業界以外の転職にも一役買ってくれます。
宅建はある程度の認知度があり、ステータスとして自分の価値をあげることが出来るので、スキルアップのための転職や違う業界への転職にも有利に働きます。
宅建に合格すると仕事の幅が一気に広がる!
上記で説明してきた通り、宅建を取得すると仕事の幅が広がります。
不動産業界に限らず、金融業界や司法書士、ファイナンシャルプランナーとのダブルライセンス等、活躍出来る場が増えます。
いろんな業界で副業が解禁されたことで、今後もっと需要も増えていくでしょう。
なので、そう遠くない転職やスキルアップ、何か将来に向けて資格取得を考えている人は宅建の取得を考えてみてはいかがでしょうか?
勉強法などについては下記にまとめている記事があるので、良ければぜひ参考にしてみてください。