今回は、宅建ノートを使った勉強法・まとめ方というテーマで記事を書いていきます。
こういった方に向けてこの記事を書きました!
ノートをうまく活用することができれば、宅建試験合格の確率をぐっとあげることができます。
ぜひ今回の記事を最後まで読んでいただいて、宅建のノート活用術を身につけてくださいね。
宅建合格のためのノートを使った独学勉強方法
それでは宅建合格に向けてノートを使った具体的な学習方法をまとめていきます。
- スケジュール管理
- 全体の勉強方法を把握する
- テキストを読む(インプット)
- ノートに書く(アウトプット)
- 問題を解く
それぞれ詳しく説明していきます。
ステップ1: スケジュール管理
一般的に宅建試験の勉強時間は500時間と言われています。
宅建試験は10月の半ばに実施されますが、それまでに500時間を消化できるだけの余裕を持って勉強をスタートさせます。
宅建は基本的に働きながらだったり、家事をこなしながらと時間に余裕のない方がスキルアップや転職するためなど時間を見つけて取得を目指すことが大半だと思います。
なので必然的に独学の方が多くなるでしょう。
宅建試験範囲は広範囲に深く勉強する必要があるので、自分の一日の勉強時間を確保できるようにしっかりとしたスケジュールを組みましょう。
ステップ2:全体の勉強方法を把握する。
宅建試験は大きく「宅建業法」「民法」「法令上の制限」と3つの分野に分かれていますが、この中で更に細かく単元ごとに別れています。
宅建の勉強は、この単元ごとに下記の①〜③の繰り返しです。
①テキストを読む
②ノートにまとめる
③問題をノートに解く
理想を言えば、単元ごとに①〜③を毎日こなすことですが実際はそう上手くいきません。
そこでステップ1のスケジュール管理と合わせて、今日は「②ノートにまとめるまで終わらせる」など、日々の目標を決めて勉強していくことが大切です。
ステップ3:テキストを読む(インプット)
最初に説明したように宅建試験は法律の試験です。
特に民法範囲では普段の日常生活では聞かないような言葉が沢山あり、試験にも判例がそのまま出題されます。
最初は何を言っているのか理解できなくても、先々その言葉の一つ一つが繋がってくると急速に理解が深まりますので、まずは読むことに集中してください。
・テキストをしっかり読んで一つ一つの言葉に目を通す
ステップ4:ノートに書く(アウトプット)
テキストを読んでインプットが終われば、次に重要なことは自分の言葉でアウトプットしていくことです。
これができるようになると急速に理解が深まります。
宅建試験は苦手な単元が必ず出てきますので、理解が難しかったところなどは何度もテキストを見返してノートに書くようにしましょう。
また、テキストノートはあとでより理解しやすい表現が出てきた場合には加筆修正して、自分だけの宅建独学攻略ノートを作るようにしましょう。
・テキスト内容のまとめはテキストをよりコンパクトに自分の言葉で書く
・理解しやすい表現が出てきた場合には加筆修正
ステップ5:問題を解く
問題あるいは過去問は問題ノートに問いていきます。
宅建試験は選択式で4つの選択肢の中から正しいもの(あるいは間違っているもの)をひとつ選択していきます。
ここで重要なことは単に◯か✕かを書くだけではなく、しっかりとその解説を書くことです。
解説を書かないとわかった気になって理解まで到達しているかわからないからです。
理解ができていれば、テキストノートにまとめたことがそのまま記述できるはずです。
・4択すべてに◯か✕に加えてその解説を書く
・書き込んだ問題集も参考書代わりになる
宅建合格のためのノートのまとめ方
基本的にノートは以下の二種類用意するようにしましょう。
①テキストのまとめ用のノート
②問題を解くためのノート
それぞれのノートをどのように活用していくのか深堀していきますね。
テキストのまとめ用のノート
テキストには必要な情報が順序立って載っていますが、宅建試験は法律の勉強であるため単元を越えて繋がりが出てくることがあります。
そういった場合にあとで加筆修正するためにも、問題解く用のノートとは別に普段使いの書き込めるようなノートを準備しておくと良いでしょう。
テキスト用のノートは書き直せるようにシャーペンと消しゴム、大事なところにマークをつける赤ペンやマーカー2種類ほどを用意してください。
『用意するもの』
・ノート
・シャーペン
・消しゴム
・赤ペン
・マーカー2種類
問題を解くためのノート
問題用のノートはボールペンとマーカーを使います。
問題は間違えたほうが頭に残るので、間違いの上から殴り書きのように解説・解答を書くことによっていつでも見直しできるように消せないものを使いましょう。
間違いを消してしまうと自分がなぜ間違いしたのか、同じ間違いをしていないかといった確認ができなくなるのです。
そのためにも多少ノートの見栄えが悪くなっても、消せないボールペンで解いていきましょう。
『用意するもの』
・ノート
・ボールペン
・マーカー2種類
宅建の過去問を解いたらノートにまとめるのが良い
過去問は直近10年分くらいを目安に解けるようになっていると良いです。
まず、選択肢は4つ用意されているのでそのうち3つは間違いです。
なので、独学ノートなり問題用紙の選択肢の部分なり3つの間違いの部分をボールペンで正解を書き込み、次読み返しても分かるようにしておくとそれ自体が参考書代わりにもなります。
ある程度勉強して知識を入れたら、一番お勧めする勉強法です。
宅建勉強方法にノートを使うのがおすすめの理由
宅地建物取引士試験は民法をベースに、宅地や建物などの不動産を扱うための法律を宅建業法を中心に勉強していきます。
つまり、宅建の勉強とは行政書士や司法書士、あるいは弁護士といった資格と同じことを勉強していきます。
民法など法律が関わってくる資格は、単純な暗記だけでは合格することが難しく、暗記はもちろん理解が必要となります。
理解とは文章を読み(インプット)、その上で自分で解説を書くこと(アウトプット)を指します。
そのため、自分自身で試行錯誤した自分のための独学ノートを作って、見やすいようにまとめていくのが良いでしょう。
宅建のノートを使った勉強方法でやってはいけないこと
単元にこだわりすぎないこと
宅建試験は単元によってはとても難解で、どうしても理解できない範囲も出てきます。
ノートを使った勉強は、書くことで学習効率と理解を深める勉強法ですが、理解ができていないときは何を書いていいかわからなくなることもあります。
そういうときに絶対やってはいけないことは、その単元にこだわらないことです。
宅建業法範囲は範囲が広く比較的に理解しやすい範囲ですので、難解な単元は諦めて、まずは得点源になる単元を徹底的にやりこむ潔さも重要
必ずノートに解説を書くこと
勉強を進めていくと過去問でも40点以上取れるようになり、そうなるといつの間にか40点以上取れてるからという驕り・油断が出てきます。
このレベルになると、やがて問題ノート・過去問にも◯✕だけにして解説を書くことをしなくなります。
なので、必ずノートに解説を書くこと。
これを徹底することが大切です。
宅建ノートと合わせておすすめの勉強方法
Youtubeを使った勉強
ノートはインプットとアウトプットによって理解を深めていく勉強方法ですが、テキストだけだと中々理解できない範囲も出てきます。
そこで利用したいのがYouTubeの解説動画です。
テキストを読んだ後に、その単元の動画を見ることでより理解が深まり、理解し難い単元でも理解することができます。
模擬試験を受けてみる
過去問周回あたりまでいったら、かなり理解力は深まっているので模擬試験を受けてみるのもおすすめです。
模擬試験を受けるに当たって重要なことは、まずは試験の雰囲気に慣れることを意識してみてください。
例えば高校受験でも、周りが頭良く見えることありますよね。
それと同じで雰囲気にのまれてしまうと、実力を出せなくなることがあります。
本番でその実力を100%発揮するためにも、模試を受けて場馴れするのは大切です。
ノートをフルに活用して宅建に独学合格しよう!
今回は、宅建独学合格のためのノート勉強方法・まとめ方というテーマ記事を書いてきました。
ノートは使い方によっては最強の勉強ツールです。
今回紹介した活用方法を良いところは参考にしていただいて、独学で宅建合格を掴み取ってくださいね!
では、最後まで読んでいただきありがとうございました。