今回は宅建に独学で受かった人(大野さん)に学習の進め方をインタビューしてみました。
こういった方に向けてこの記事を書きました!
この記事を最後まで読んでもらえれば、宅建に独学で合格した人のリアルな声を聞くことができ、独学で合格を目指すためのポイントを知ることができます。
独学合格を目指している方の参考になると幸いです。
宅建に独学で受かった人に学習の進め方インタビューしてみた。
私が宅建の受験を決めたのは、宅建という資格が法律系の国家資格に登竜門というのを聞いたのがきっかけでした。
まずは宅建に合格し、別の国家資格も取得しようと考えていました。
宅建に独学で受かった学習の進め方
宅建に独学で合格しようと思った時にまず大事になるのがテキスト選びです。
なぜなら、適当にテキストを選んでしまうとテキストを読むだけでも嫌になってしまう可能性があるからです。
やはり文字が多いものよりはイラストや図でまとめてくれているものの方が理解しやすかったですね。私は「みんなが欲しかった宅建士の教科書」を利用しました。
テキストが終わったら過去問を解いていく
過去問をひたすら解きました。宅建においてもやはり過去問はすごく重要になります。
なぜなら、宅建の過去の試験を見ると過去に出題された内容が再び出題されることが多いからです。
過去問を制するものが宅建を制すると言っても過言ではないです。また過去問を勉強する時は最低でも10年分はやっておくのが良いです。
それでかなり得点に差が出ると思います。
赤シートで重要な語句を隠して理解しているかチェック
次は赤シートで重要な語句を隠して理解しているかチェックしました。
大抵の宅建のテキストや問題集には重要な語句は赤文字になっていることが多いです。これは絶対に覚えておかないといけない語句なので、覚えないといけないですが意外と面倒に感じてしまって赤文字を隠して読んでどれだけ理解しているかの確認を怠りがちです。
ですが、これをしっかりやることで他の受験生と大きく差をつけることができるので時間はかかっても重要語句を隠して理解度をチェックするのが大事です。
練習問題で鍛える
練習問題を大量に解きました。
宅建でいくらテキストを使って学習して理解したつもりでも意外と覚えていないものです。
毎回問われるような箇所なら覚えていても、テキストに記載されていても細かい部分は意外と記憶してないものです。
なので記憶の定着を図ることが大事です。その際に大事になるのが練習問題を解くことです。
練習問題が良いところはそれまで問われてこなかった箇所も問題になっているところですね。これを解くことで受験年度の対策になります。
自分が苦手だと思う箇所を洗い出して繰り返し学習する
自分が苦手だと思う箇所を洗い出して繰り返し学習しました。
宅建の受験においても自分が苦手に感じる法律の科目があったりします。
自分が苦手だと感じるものはなんとかしないといけないと思っていても無意識にそれを避けてしまうというのがあります。
ですが、そういうことをしていたら苦手な科目をずっと苦手なままにしてしまうので、苦手な科目があった時は敢えてそこを重点的に勉強することが重要です。
逆に言うと理解できている科目は記憶の維持に努めるくらいで良いです。
宅建試験に独学で合格するのは簡単?
大野さんは宅建に独学で合格されたわけですが、独学での宅建合格は簡単だと思いますか?
宅建試験に独学で合格するのは法律系の国家資格の中では合格しやすいのは確かです。
ですが、だからといって独学で簡単に合格できるかというとそれはしっかり時間と手間をかけて勉強すれば合格できるという感じです。
少なくとも宅建は勉強をしっかりやっても独学で合格できないということはないです。もちろん、しっかりやれば独学でも合格はできます。
ただ、テキストを一読したくらいで合格するというのはかなり難しいと思います。それなりに勉強する前提であれば独学で合格もできます。
宅建試験に独学で合格率はどのくらい?
宅建試験の独学での合格率は5%くらいです。
実際の宅建試験の合格率自体は15%ほどあって割と高めの合格率ですがこの15%のうちの10%ほどは独学ではなく資格学校に通ったり通信講座を受けて合格した人になります。
なので、宅建試験も独学で合格している人はそれほど多くはないです。
しっかりと勉強すれば独学でも合格できますが、合格率もそれほど高くないので通信講座などを使った方が良いと思います。
宅建独学にかかった総費用
宅建独学でかかった費用ですが大体2万円ほどでした。
かかった費用で一番大きな出費だったのが一通り勉強を終えて後は試験を待つばかりという状態で受けた模試の費用が一番高かったです。
テキストや過去問、問題集を全部まとめてもその費用はせいぜい1万円もあれば十分でしたが模試を複数の学校で受験したのでそれで1万円くらいはかかりました。
なので、宅建の独学でかかった費用は思った以上に高くなりましたがそれでも資格学校を利用するよりは安く済んだというのが素直な感想です。
これから独学で合格を目指す人へのアドバイス
これから独学で宅建試験に挑もうと思っている人はまずはしっかり自分でどのくらいの時期までに学習を終えるかを決めてから勉強を始めるのがおすすめです。
それで学習ペースを間違えることもなくなりますし、余裕をもって試験に臨めるようになるからです。
時間があまりなく、効率よく合格を目指したのであれば独学ではなく通信講座などを使って時間を短縮させることも一つの手だと思います。
しっかり準備をして挑めば独学でも十分合格できるので気を緩めずに学習を続けることが大事です。がんばってくださいね。
実は2万円以内で利用できる通信講座もある
今回は宅建に独学で受かった大野さんにインタビューしました。
大野さんは、独学費用として2万円ほどかかったとおっしゃっていましたが、実は通信講座の中には2万円以内で利用できるのものも意外とあります。
費用が安い宅建通信講座は下の記事にまとめているので、効率的に宅建に合格したい方はぜひ参考にしてみてください。