今回は宅建を使った副業について取り上げていきます。
- 宅建の副業でどのくらい稼げるのか
- 宅建の副業メリット
- 宅建副業の探し方や注意点
宅建を持っていれば土日だけの副業で稼げる?
宅建の資格を持っていれば、土日だけの副業で十分稼ぐことは可能です。
不動産会社に独占業務代行として勤務するだけでなく、WEBライターや宅建スクールの予備校講師など短時間で高時給を得ることもできます。
土日だけの副業で稼ぐこともできますし、上手くいけば、そのまま本業として独立することも可能なので、おすすめの資格だと言えます。
宅建の資格を持っていればできる3つの副業
宅建士として独占業務を行う
宅建士には、宅建士にしかできない、独占業務という仕事があります。
例えば不動産仲介の際に顧客に対して行う「重要事項説明」や、「重要事項説明書への記名押印」「契約内容記載書面への記名・押印」といった業務がそれにあたります。
不動産仲介業、いわゆる不動産屋さんは、仲介を行うために自社に必ず宅建士を配置する義務があり、仲介の際には宅建士がこれらの業務を行う必要があります。
WEBライター
宅建士の資格を持っていれば、それを使ったWebライターの仕事をすることが出来ます。
たとえば、宅建士に合格するためにはどのような勉強をすればよいか、というような記事を執筆することで報酬を得ることも可能ですし、住宅などの不動産、金融などお金が絡む記事の執筆にあたっては宅建士の資格はとても重宝される傾向にあります。
Webライターの仕事は、特に資格がなくても始められますが、不動産関連の記事を書く場合、宅建士を持っていることで説得力が増し、有利に仕事をすることが出来ます。
予備校の講師
宅建士の資格を持っていれば、資格試験の予備校での教師の仕事を副業としてできます。
予備校講師という仕事を、本業が終わった夕方以降や休日に行うという副業になります。
宅建の試験に合格するために予備校に通う人は増加しており、この仕事は割と時間当たりの単価が高い傾向にあります。
さらに場合によって宅建の試験合格のための家庭教師の副業もありますので、それであればさらに単価の高い仕事を受けることが可能です。
宅建を使った副業はどのくらい稼げる?
それぞれの副業によってもちろん単価には違いがあります。
たとえば独占業務の代行であれば、時間当たり1000円から1500円程度が相場になりますが、一取引当たりいくら、という単価制の仕事を受けることもあります。
Webライターの場合は、受ける仕事によって単価が大きく異なります。
最初は時給換算で500円程度と言う場合もありますが、仕事に慣れていくことで効率よく仕事がこなせたり、執筆レベルが上がることで仕事の単価が上がったりしますので、1時間程度の執筆で5,000円程度稼げるようになることも可能です。
予備校講師の仕事は時給3,000円以上となることが多く、また最近はオンラインでの授業も増えているので効率よく収入を得ることが出来ます。
宅建で副業する際のメリット
比較的仕事が探しやすい
宅建の資格を持って副業をするメリットとしては、ひとつに比較的仕事が探しやすいという点があります。
資格を取得すれば需要が高いので、売り手市場で優位に仕事を探すことが可能です。
試験合格後に宅建士としての免許を保有していれば、実際の不動産取引での仕事を経験する事も可能です。
またこの経験を通して不動産業界での経験を積むことが出来れば、将来不動産業界に転職したり、その先には不動産会社の経営など仕事の展望を開くことが出来ます。
比較的高単価での仕事を得られる
宅建の資格を持っていて副業をするメリットとしては、比較的高単価での仕事を得られるというメリットがあります。
宅建は国家資格であるため、独占業務が割り当てられていて、宅建士にしか出来ない仕事があります。
医師免許や弁護士免許、税理士免許と同じ位置づけになるので、その意味での需要は自ずと高くにあり、宅建を持っている事で比較的高い副業での収入を得ることが出来ます。
宅建を使った副業を探す方法
インターネットの求人サイト
ひとつはインターネットの求人サイトで探す方法です。アルバイトなどの求人サイトを使ってキーワードに宅建士などのワードを入れることにより、簡単に仕事を探すことが可能です。
この方法では主に、独占業務の代行の仕事や、予備校での講師、または家庭教師の派遣といった仕事を見つけることが可能です。
不動産屋などでアルバイトを募集している店舗を探す
また別の方法として、近所の不動産屋などでアルバイトを募集している店舗を探して直接聞いてみると言う方法もあります。
宅建士の資格保有者が不足していれば仕事を受けられることもありますし、将来一時的に有資格者が不足するような場合に声がかかるように連絡先などを交換しておくのも良い方法です。
クラウドワークスやランサーズ
さらに別の仕事の探し方として、クラウドワークスやランサーズといったフリーランス向けの仕事受注サイトを使って仕事を探す方法があります。
これらのサイトでは、主に宅建の資格保有者としての記事の執筆の仕事を見つけることが出来ます。
副業をする際に注意点
まず、宅建士としての独占業務代行をするためには、試験に合格するだけではなく、宅地建物取引士としての免許を取得しておく必要があります。
そのためには研修を受けたり費用が掛かりますので、これは経費としてみる必要があります。
ライターや講師の場合は必ずしも免許は必要ではありませんが、持ってるに越したことはありません。
もうひとつの注意点は、副業で収入を得た場合には、本業が給与所得であれば、事業所得や雑所得の確定申告が必要になる点です。
宅建は副業としても成り立つ
上記で説明してきたように、宅建は副業としても十分成り立ちます。
専門的な知識を有する資格なので説得力もありますし、今後も需要のある資格なので廃れることはありません。
様々な業界が副業を解禁してきている今、一番おすすめできる資格になっています。
勉強法などについては、まとめている記事があるのでぜひ参考にしてみてください。